
2020.11.26

皆さま、こんにちは!
ウィンゲートキッズ事業部の山田です!
今回のテーマはマット運動の「前転」です。
マット運動では代表的な種目の1つですね。
今回は家でもできるような方法を紹介します!
前転とは!?
「前転」とはマット運動の種目の1つです。
マットに手を着き、前に1回転し、起き上がって立つ動作です。
小学校の体育の授業では必ず行います。
転がる感覚を身につけよう!
「前転」の名前の通り、まずは転がる感覚をつけましょう。
[gallery ids="589,588,587"]
身体をまっすぐにして横向きで転がります。
これなら1~2歳くらいの子でもできるので、家で一緒に遊びながら転がってみるといいですね。
[gallery ids="590,593,594,592"]
寝転んで身体を丸めます。
そのまま前後に揺れます。
この時のポイントは「へそ」を見て背中を丸めるようにしましょう。
転がる運動は小さい頃からたくさん経験させていくと感覚を掴みやすいので、小さいお子さんがいるご家庭でもお布団の上で一緒にゴロゴロしてみましょう!
腕で身体を支える感覚を身につけよう!
次に腕で身体を支える運動です。
前転で転がる前に腕で身体を支える場面があります。
その時の支える感覚を体験してみましょう!
[gallery ids="606,607"]
手を着いて四足で歩きます。
お膝を着かないようにお尻を上げることができるといいですね。

手を着いて、脚の間から後ろを見るようにします。
これもお尻を高く上げることがポイントです!
お尻がしっかり上がることで腕に体重をかける感覚を掴むことができます。
実際に前転をしてみよう!
それでは実際にやってみましょう。
上手くできない時には原因があります。
失敗してしまう場面を基にいくつかポイントを紹介します。
前に転がることができない場合
前に転がれない子に対してのポイントです。
ここでは前転を始める前の姿勢に注目をします。
なかなか前に転がれない子には以下の方法を試してみてください!
①お尻が下がったまま。

NG

OK

前転を始める前にお尻を上げないで始めようとしている。
お尻が上がらないまま転がろうとすると頭の前のほうを着いてしまって転がれないことがあります。
前転をやる際の理想の形はマットに頭の後ろを着けるように回るのが理想です。
腕で支える感覚をつける際にも意識しましたが、お尻を上げてから回ると頭の後ろを着きやすくなります。
②手を遠くについている。

OK
このまま前に転がろうとするとおでこを着いてしまうことがあります。
ポイントは「足の近くに手を着くこと」
足の近くに手を着くようにするとお尻が高く上がり、頭の後ろを着きやすくなります。
③前を向いている。
NG

OK

ポイントは「へそ」を見ること。
へそを見ることで身体が丸まり、頭の後ろを着きやすくなります。
次は転がった後に起き上がれない子に対してのポイントです。
転がったあとに起き上がり、立つところで前転の完成です!
なかなか起き上がれない子には以下の方法を試してみてください。
①全く起き上がれない子へのゆりかご練習。
全く起き上がれない場合、背中が上手く丸まっていないかもしれません。
背中を丸めたままゆりかごで起き上がりましょう。
「へそ」を見るようにすることで自然と背中が丸まります。
[gallery ids="598,595,592,602"]
しかし、背中が丸まっていても転がる勢いが足りないと起き上がるのは難しくなります。
ゆりかごでは後ろに転がった時にお尻が上がるようにすると上手く勢いをつけることができます。
②全く起き上がれない子へのゆりかご練習(膝の曲げ伸ばし)。
さらに勢いをつけるために膝の曲げ伸ばしもやってみましょう。
後ろに転がった時に膝を伸ばし、起き上がる時に膝を曲げます。
膝の曲げて伸ばす勢いも使うことでさらに起き上がりやすくなります。

起き上がることはできるが、立つことができない場合
何度も言いますが、転がったあとに起き上がり、立つところで前転の完成です!
起き上がりまではできたが、そのあとに立つことができない子や立つ時に手を着いてしまう子には以下の方法を試してみてください。
①転がったあとは「前ならえ」
立つ時に手を着かないようにするために、手を前に出す意識をしましょう。
小学校では整列するときに「前ならえ」をしますね。
「前ならえ」と言われればほとんどの子がその動作を思い浮かべることができると思います。
何かを意識させたい時にはイメージしやすい表現で伝えると効果的です。
[gallery ids="611,615,617"]
②かかとをお尻にくっつける
足が遠くにいってしまうとすぐに立ち上がるのが難しくなります。
転がったあとは膝を曲げてかかとがお尻にくっつくようにすると立ちやすくなります。
[gallery ids="617,619"]
③転がる勢いがつくような状況をつくる。
転がる勢いがあればスムーズに起き上がることができるので、自然と立ちやすくなります。
難しい子には転がる勢いがつくような状況をつくってみましょう。
少し高い段差から前転をします。
必然的にお尻が高く上がるので、前に転がりやすくなります。

下り坂をつくって前転をします。
こちらもお尻が高く上がる+坂道で勢いがつきやすくなります。
今回一番お伝えしたかったことは「家でできる!」ということです。
運動を習いに来て先生に教えてもらうことも良いですが、
先生に習う時間より家にいる時間のほうが圧倒的に長いです。
なので家にいる時にも色々な運動をして遊んでください!
今回紹介した方法は家にあるお布団の上でできます。
ぜひ一緒に遊びながら「前転」に挑戦してみてください!
詳しくはこちらから→ウィンゲートキッズ
メニューはこちらから→メニュー・料金
お問い合わせはこちらから
お家で出来る!前転練習!
お家で出来る!前転練習!

皆さま、こんにちは!
ウィンゲートキッズ事業部の山田です!
今回のテーマはマット運動の「前転」です。
マット運動では代表的な種目の1つですね。
今回は家でもできるような方法を紹介します!
前転とは!?
「前転」とはマット運動の種目の1つです。
マットに手を着き、前に1回転し、起き上がって立つ動作です。
小学校の体育の授業では必ず行います。
転がる感覚を身につけよう!
「前転」の名前の通り、まずは転がる感覚をつけましょう。
①えんぴつ転がり
[gallery ids="589,588,587"]
身体をまっすぐにして横向きで転がります。
これなら1~2歳くらいの子でもできるので、家で一緒に遊びながら転がってみるといいですね。
②ゆりかご
[gallery ids="590,593,594,592"]
寝転んで身体を丸めます。
そのまま前後に揺れます。
この時のポイントは「へそ」を見て背中を丸めるようにしましょう。
転がる運動は小さい頃からたくさん経験させていくと感覚を掴みやすいので、小さいお子さんがいるご家庭でもお布団の上で一緒にゴロゴロしてみましょう!
腕で身体を支える感覚を身につけよう!
次に腕で身体を支える運動です。
前転で転がる前に腕で身体を支える場面があります。
その時の支える感覚を体験してみましょう!
①クマ歩き
[gallery ids="606,607"]
手を着いて四足で歩きます。
お膝を着かないようにお尻を上げることができるといいですね。
②トンネル

手を着いて、脚の間から後ろを見るようにします。
これもお尻を高く上げることがポイントです!
お尻がしっかり上がることで腕に体重をかける感覚を掴むことができます。
実際に前転をしてみよう!
それでは実際にやってみましょう。
上手くできない時には原因があります。
失敗してしまう場面を基にいくつかポイントを紹介します。
前に転がることができない場合
前に転がれない子に対してのポイントです。
ここでは前転を始める前の姿勢に注目をします。
なかなか前に転がれない子には以下の方法を試してみてください!
①お尻が下がったまま。
NG

NG

OK

前転を始める前にお尻を上げないで始めようとしている。
お尻が上がらないまま転がろうとすると頭の前のほうを着いてしまって転がれないことがあります。
前転をやる際の理想の形はマットに頭の後ろを着けるように回るのが理想です。
腕で支える感覚をつける際にも意識しましたが、お尻を上げてから回ると頭の後ろを着きやすくなります。
②手を遠くについている。
NG

OK

このまま前に転がろうとするとおでこを着いてしまうことがあります。
ポイントは「足の近くに手を着くこと」
足の近くに手を着くようにするとお尻が高く上がり、頭の後ろを着きやすくなります。
③前を向いている。
NG

OK

ポイントは「へそ」を見ること。
へそを見ることで身体が丸まり、頭の後ろを着きやすくなります。
転がったあとに起き上がることができない場合
次は転がった後に起き上がれない子に対してのポイントです。
転がったあとに起き上がり、立つところで前転の完成です!
なかなか起き上がれない子には以下の方法を試してみてください。
①全く起き上がれない子へのゆりかご練習。
全く起き上がれない場合、背中が上手く丸まっていないかもしれません。
背中を丸めたままゆりかごで起き上がりましょう。
「へそ」を見るようにすることで自然と背中が丸まります。
[gallery ids="598,595,592,602"]
しかし、背中が丸まっていても転がる勢いが足りないと起き上がるのは難しくなります。
ゆりかごでは後ろに転がった時にお尻が上がるようにすると上手く勢いをつけることができます。
②全く起き上がれない子へのゆりかご練習(膝の曲げ伸ばし)。
さらに勢いをつけるために膝の曲げ伸ばしもやってみましょう。
後ろに転がった時に膝を伸ばし、起き上がる時に膝を曲げます。
膝の曲げて伸ばす勢いも使うことでさらに起き上がりやすくなります。

起き上がることはできるが、立つことができない場合
何度も言いますが、転がったあとに起き上がり、立つところで前転の完成です!
起き上がりまではできたが、そのあとに立つことができない子や立つ時に手を着いてしまう子には以下の方法を試してみてください。
①転がったあとは「前ならえ」
立つ時に手を着かないようにするために、手を前に出す意識をしましょう。
小学校では整列するときに「前ならえ」をしますね。
「前ならえ」と言われればほとんどの子がその動作を思い浮かべることができると思います。
何かを意識させたい時にはイメージしやすい表現で伝えると効果的です。
[gallery ids="611,615,617"]
②かかとをお尻にくっつける
足が遠くにいってしまうとすぐに立ち上がるのが難しくなります。
転がったあとは膝を曲げてかかとがお尻にくっつくようにすると立ちやすくなります。
[gallery ids="617,619"]
③転がる勢いがつくような状況をつくる。
転がる勢いがあればスムーズに起き上がることができるので、自然と立ちやすくなります。
難しい子には転がる勢いがつくような状況をつくってみましょう。

必然的にお尻が高く上がるので、前に転がりやすくなります。

下り坂をつくって前転をします。
こちらもお尻が高く上がる+坂道で勢いがつきやすくなります。
まとめ
今回一番お伝えしたかったことは「家でできる!」ということです。
運動を習いに来て先生に教えてもらうことも良いですが、
先生に習う時間より家にいる時間のほうが圧倒的に長いです。
なので家にいる時にも色々な運動をして遊んでください!
今回紹介した方法は家にあるお布団の上でできます。
ぜひ一緒に遊びながら「前転」に挑戦してみてください!
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