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2018.06.13

お家で出来る!後転練習!

お家で出来る!後転練習!


皆さま、こんにちは!
ウィンゲートキッズ事業部の山田です!

「お家で出来る!」シリーズの第二弾!
今回のテーマは「後転」です!
よくありがちな失敗例と合わせてお家で出来る運動を紹介します!

 

後転とは!?




「後転」とはマット運動の種目の1つです。
後ろに1回転し、起き上がって立つ動作です。
前転と同じく、小学校の体育の授業では必ず行います。

 

転がる感覚を身につけよう!


「前」と同じく「後」もまずは転がる感覚が必要です。
「後転」は後ろに転がるため、恐いと感じる子もいます。
そのため、たくさん転がって慣れることが必要です。
前回のブログをご参考ください。


お家で出来る!前転練習!


皆さま、こんにちは! ウィンゲートキッズ事業部の山田です! 今回のテーマはマット運動の「前転」です。 マット運...

 

実際に後転をしてみよう!


  
 

それでは実際にやってみましょう。
前回と同じく失敗してしまう場面を基にいくつかポイントを紹介します。

 

手の着き方が分からない場合


◎手のひら全体で着けている。


手の着き方が分からない子に対してのポイントです。
後転の手の形は少し特殊です。
日常生活で前転のように手を着くことはあっても、後転のように手を着く場面はありません。
そのため、後転では手をどのように着けばよいかイメージしにくい子が多いです。
また、後転を行う際は手が視界から外れてしまいます。
自分の手が目で見えない状況です。
子どもにとって身体を意識してコントロールすることは難しいことです。
目で見えない部分を意識することはもっと難しいのです。

✖手がグーで着いている


✖手の甲で着いている


✖後ろに転がることが恐くて、すぐに手を着いてしまう。
 

このようなお子さんには正しい手の着き方を教えてあげましょう。

①ブリッジ


ブリッジをします。
ブリッジをする際の手の着き方は後転と一緒です。
そのため最初にブリッジを教えておけば、後転をする際に「ブリッジの手の形」と教えるとイメージしやすくなります。

②ブリッジの手でゆりかご
 

前転の時にもやった「ゆりかご」の登場です。
今度は上でやったブリッジの手を作ってからゆりかごをしましょう。
ポイントはゆりかごで後ろに転がった時に手のひらがマットに着くようにすることです。
しっかり手のひら全体で着けているか見てあげましょう。

 

転がる時に身体が丸まらない場合


◎身体がしっかり丸まっている状態


身体が丸まりにくい子に対してのポイントです。
転がる際には当然身体を丸めたほうが転がりやすいですね。
身体を丸める感覚をつかみましょう。

✖丸まる感覚が分からずにブリッジのようになってしまう。
 

✖身体が上に伸びてしまう。
 


このようなお子さんには身体を丸める感覚を教えてあげましょう。

①ヘソを見る
 


前転でも意識したポイントです。
「ヘソ」を見ることで自然と身体が丸まります。

②丸いものをイメージをする


お馴染みの「イメージ」です。
子どもにとってイメージはとても大きな影響を与えます。
子どもだけでなく、プロのスポーツ選手でも必ずイメージトレーニングを行います。
頭の中でイメージをすることで、より思ったとおりの動きに近づくことができるのです。

丸まってほしい時には「丸まって!」というより「ボールのようになろう」「アンパンマンの顔のように」など〇をイメージしやすいものを例えにすると効果的です。
時にはボールを転がして見せ、「このように転がって」と伝えると上手にできる場合もあります。
どのような例えが当てはまるかは分かりません。
その子にとってイメージしやすい言葉で教えることが重要です。

 

転がっている途中に止まってしまう場合


 

後ろに転がることができるが、途中で止まってしまう子に対してのポイントです。
止まってしまうということは転がる勢いが足りない状況が予想されます。
そんな時は転がる勢いをつける練習をしましょう。

 

①足上げ
  

マットをつかみます。
勢いよく足をあげましょう。
ポイントはお尻が浮くようにすることです。
後ろに転がる際にお尻が浮くように勢いをつけると周りやすくなるかもしれません。

②足上げ(頭の上まで)



頭の上まで足をあげます。
ポイントは「頭の上につま先タッチ」です。
ここまでくればもうほとんど後転が完成しています。
足が頭の上にくるようにするためには勢いをつけないといけません。
つま先をタッチするために必然的に勢いがつくようになります。
また、身体もしっかり丸まりますね。

 

③転がる勢いがつくような状況をつくる。
 



前転でも使った方法です。
下り坂をつくって転がります。
下り坂で転がる勢いがつくので、後ろに転がりやすくなります。

 

まとめ


今回の「お家で出来る!」シリーズはいかがでしたか?
前回もお伝えしましたが、大事なところなのでもう一度言います。
運動を習いに来て先生に教えてもらうことも良いですが、
先生に習う時間より家にいる時間のほうが圧倒的に長いです。
たくさん家で遊びながら色々な運動をしてください。

子どもたちが「前転を家で練習してきた」という話をしてくれることはありますが、「後転を練習してきた」という話はあまり聞きません。

後転は大人でも上手くできないことがあります。
ぜひ一緒に遊びながら後転にも挑戦してみてください!

 

ウィンゲートキッズ
http://www.wingate.club/kids.html