
2018.06.17

皆さま、こんにちは!
キッズ事業部の山田です!
今回のテーマは「公園遊び」です!
これまでのブログで子どもたちにはたくさん身体を動かして遊んでもらうように伝えてきました。
身体を動かして遊べる身近な場所と言えば「公園」です。
お子さんがいるご家庭では普段公園で遊ぶことはありますか?
幼稚園、保育園に通っているお子さんは園庭や近くの公園に遊びに行く機会はあると思います。
そんな「公園遊び」の重要性、遊具と運動の関係性などを紹介します!

近年、子どもの体力低下が話題となっているそうです。
その1つの要因と言われているのが公園と遊びの変化です。
昔と今、どのような変化があるのでしょうか?

皆さん、「公園」と聞くとどんなイメージがわきますか?
「遊ぶところ」「公共の場所」「みんなで集まる場所」などなど色々なイメージがあると思います。
自分が子どもの頃、公園はどんな場所でしたか?
昔と今の公園を比べて変化を見てみましょう。
まずは遊具の減少です。
なぜ減少してしまっているのでしょうか?
知っている方も多いと思いますが、近年は遊具での怪我、事故などのニュースが多く見受けられます。
今までも怪我などはあったと思いますが、ここ最近は特に多くなったと感じます。
原因として考えられるのが遊具の老朽化です。
当然遊具も年が経つにつれ、老朽化が進んでいきますね。
錆びて脆くなったり、ネジが外れやすくなったり、割れてしまったり、穴が空いてしまったり、
いつかは寿命がきます。
そんな古くなった遊具で遊んでいたところ、遊具が壊れてしまって事故に巻き込まれてしまうケースも多いようです。
そのため、怪我の防止や安全対策として古い遊具はどんどん撤去されてしまいます。
代わりに新しい遊具が設置されれば良いのですが、予算などの問題もあり、なかなか難しい場合もあります。
そうなっていくと遊具は減っていく一方ですね。
怪我や事故のもう1つの原因は遊具の使い方が分からない子が多くなったということです。
遊具の使い方が分からないというよりは「自分の身体の使い方が分からない」といったほうが適切かもしれません。
普段から遊具で遊び慣れている子とあまり遊び慣れていない子、どちらのほうが怪我をしやすいかと考えると当然後者になります。
怪我人が多くなれば、その遊具は撤去されてしまうかもしれません。
怪我をしないためにも普段からたくさん身体を動かして遊ぶことが重要なのです。
身体を動かして遊ぶことで自分の身体の使い方も覚えていくのです。
何でもかんでも危ないからと撤去してしまうのは悲しいですね。
私たち大人の役目は、
「危険だからやらせないようにするのではなく、子どもたちが自ら危険を回避できるようにたくさん遊ばせて様々な運動経験を積ませていくこと」なのです。
次に気になるところは公園で出来ることが減っているということです。
最近公園でよく目にするのが注意書きです。
「ボール遊びをしてはいけません。」
「大きな声を出してはいけません。」
「高いところからジャンプしてはいけません。」
などなど、公園での活動が制限されてしまう場合が多くなったと感じます。
注意書きが書かれるようになるということは過去に問題が起きていることが考えられます。
例えば、
人にボールをあてて怪我をさせてしまった。
ボールをあてて物を壊してしまった。
大きな声を出して近隣の住民から苦情があった。
高いところから飛び降りて足を骨折した。
などなど
何か問題が起きて制限されてしまうことは仕方がないことなのかもしれません。
しかしその制限をされてしまうまでの過程でもっと何かできたのではないか、とも考えられます。
あくまで例えですが、
人にボールをあててしまった時はどんな状況だったのか?
多くの子どもが遊んでおり、中には小さい子もいる、その中で何も考えずにボール投げやサッカーをしていれば当然誰かにぶつかってしまうかもしれません。
周りの状況を把握ができれば、「今日は人がたくさんいるからボール遊びはやめよう。」「人にぶつからないように気をつけて、端っこでボール遊びをしよう。」「小さい子にボールがあたったら怪我をしてしまうかもしれないな。」などの考えが浮かんでくるはずです。
子どもだから周りのことまで気にしていられない、かもしれませんが、教えれば子どもでも理解はしていきます。
それを教えていくのが私たち大人の役目です。
「○○をしてはいけない。」「○○はだめ。」ではなく、
「なぜいけないのか。」「なぜ気をつけたほうがいいのか。」というようにルールを教えていくことで子どもたちは自ら危険を回避するための知恵がつき、自分で考えを持って動けるようになるのです。
「私たち大人がしっかりルールを教えていれば」
「子どもたちが自ら考えて行動ができていれば」
このような制限はかからなかったのかもしれません。
と、過去のことをいつまで気にしていても変わりません。
これからの未来は変えていけます。
私たち大人の力で子どもたちが思い切り遊べるような環境をつくっていきましょう!
前編では公園の変化と私が感じたことをまとめてみました。
タイトルとは少し離れた内容になってしまいましたが、
運動が上手になること以前に大切なこともたくさんあります。
目に見えないところに実は重要なことが隠れているかもしれませんよ。
次回の続編で「公園遊び」についてもう少し詳しく紹介していきたいと思います!
ウィンゲートキッズ
http://www.wingate.club/kids.html
公園遊び後編はこちらから↓
公園遊びで運動が上手になる!(後編)
公園遊びで運動が上手になる!(前編)

公園遊びで運動が上手になる!(前編)
皆さま、こんにちは!
キッズ事業部の山田です!
今回のテーマは「公園遊び」です!
これまでのブログで子どもたちにはたくさん身体を動かして遊んでもらうように伝えてきました。
身体を動かして遊べる身近な場所と言えば「公園」です。
お子さんがいるご家庭では普段公園で遊ぶことはありますか?
幼稚園、保育園に通っているお子さんは園庭や近くの公園に遊びに行く機会はあると思います。
そんな「公園遊び」の重要性、遊具と運動の関係性などを紹介します!
子どもたちの体力が低下している!?

近年、子どもの体力低下が話題となっているそうです。
その1つの要因と言われているのが公園と遊びの変化です。
昔と今、どのような変化があるのでしょうか?
公園の変化

皆さん、「公園」と聞くとどんなイメージがわきますか?
「遊ぶところ」「公共の場所」「みんなで集まる場所」などなど色々なイメージがあると思います。
自分が子どもの頃、公園はどんな場所でしたか?
昔と今の公園を比べて変化を見てみましょう。
①公園の遊具が減っている
まずは遊具の減少です。
なぜ減少してしまっているのでしょうか?
知っている方も多いと思いますが、近年は遊具での怪我、事故などのニュースが多く見受けられます。
今までも怪我などはあったと思いますが、ここ最近は特に多くなったと感じます。
原因として考えられるのが遊具の老朽化です。
当然遊具も年が経つにつれ、老朽化が進んでいきますね。
錆びて脆くなったり、ネジが外れやすくなったり、割れてしまったり、穴が空いてしまったり、
いつかは寿命がきます。
そんな古くなった遊具で遊んでいたところ、遊具が壊れてしまって事故に巻き込まれてしまうケースも多いようです。
そのため、怪我の防止や安全対策として古い遊具はどんどん撤去されてしまいます。
代わりに新しい遊具が設置されれば良いのですが、予算などの問題もあり、なかなか難しい場合もあります。
そうなっていくと遊具は減っていく一方ですね。
怪我や事故のもう1つの原因は遊具の使い方が分からない子が多くなったということです。
遊具の使い方が分からないというよりは「自分の身体の使い方が分からない」といったほうが適切かもしれません。
普段から遊具で遊び慣れている子とあまり遊び慣れていない子、どちらのほうが怪我をしやすいかと考えると当然後者になります。
怪我人が多くなれば、その遊具は撤去されてしまうかもしれません。
怪我をしないためにも普段からたくさん身体を動かして遊ぶことが重要なのです。
身体を動かして遊ぶことで自分の身体の使い方も覚えていくのです。
何でもかんでも危ないからと撤去してしまうのは悲しいですね。
私たち大人の役目は、
「危険だからやらせないようにするのではなく、子どもたちが自ら危険を回避できるようにたくさん遊ばせて様々な運動経験を積ませていくこと」なのです。
②公園で出来ることが減っている
次に気になるところは公園で出来ることが減っているということです。
最近公園でよく目にするのが注意書きです。
「ボール遊びをしてはいけません。」
「大きな声を出してはいけません。」
「高いところからジャンプしてはいけません。」
などなど、公園での活動が制限されてしまう場合が多くなったと感じます。
注意書きが書かれるようになるということは過去に問題が起きていることが考えられます。
例えば、
人にボールをあてて怪我をさせてしまった。
ボールをあてて物を壊してしまった。
大きな声を出して近隣の住民から苦情があった。
高いところから飛び降りて足を骨折した。
などなど
何か問題が起きて制限されてしまうことは仕方がないことなのかもしれません。
しかしその制限をされてしまうまでの過程でもっと何かできたのではないか、とも考えられます。
あくまで例えですが、
人にボールをあててしまった時はどんな状況だったのか?
多くの子どもが遊んでおり、中には小さい子もいる、その中で何も考えずにボール投げやサッカーをしていれば当然誰かにぶつかってしまうかもしれません。
周りの状況を把握ができれば、「今日は人がたくさんいるからボール遊びはやめよう。」「人にぶつからないように気をつけて、端っこでボール遊びをしよう。」「小さい子にボールがあたったら怪我をしてしまうかもしれないな。」などの考えが浮かんでくるはずです。
子どもだから周りのことまで気にしていられない、かもしれませんが、教えれば子どもでも理解はしていきます。
それを教えていくのが私たち大人の役目です。
「○○をしてはいけない。」「○○はだめ。」ではなく、
「なぜいけないのか。」「なぜ気をつけたほうがいいのか。」というようにルールを教えていくことで子どもたちは自ら危険を回避するための知恵がつき、自分で考えを持って動けるようになるのです。
「私たち大人がしっかりルールを教えていれば」
「子どもたちが自ら考えて行動ができていれば」
このような制限はかからなかったのかもしれません。
と、過去のことをいつまで気にしていても変わりません。
これからの未来は変えていけます。
私たち大人の力で子どもたちが思い切り遊べるような環境をつくっていきましょう!
まとめ
前編では公園の変化と私が感じたことをまとめてみました。
タイトルとは少し離れた内容になってしまいましたが、
運動が上手になること以前に大切なこともたくさんあります。
目に見えないところに実は重要なことが隠れているかもしれませんよ。
次回の続編で「公園遊び」についてもう少し詳しく紹介していきたいと思います!
ウィンゲートキッズ
http://www.wingate.club/kids.html
公園遊び後編はこちらから↓
公園遊びで運動が上手になる!(後編)