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2018.08.07

合宿スペシャルレポート

こんにちは。東京板橋区にある運動総合施設ウィンゲートトレーニングセンターのアドバイザリースタッフ紀平です。

今日はスペシャルレポートです。私はただいま、自身がトレーナーを務める大学女子ラクロス部の合宿に帯同しています。

チームに帯同するトレーナーが、合宿でどんな仕事をしているのか現地からレポートします!

まずグランドに入ってはじめに確認するのが、石。

選手が石につまずいて転んだり、転んだ時に石でケガをしないようグランドに落ちている石を集めます。

グランドを含め様々な環境を整えるのが、ケガを予防するトレーナーの務めです。

続いても環境整備。

選手の目につくところに熱中症予防の指標となる温度計を設置します。

この日は気温28.8℃

熱中症の指標となる暑さ指数(WGBT)は、26.6℃で「警戒」となっています。

都内よりは、ずいぶん過ごしやすいですし、運動しやすいですね。さすが合宿地。


もちろん、練習場所に向かう前、宿舎でテーピングやストレッチなどの準備をしています。

グランドでは、ウォーミングアップを指導しつつ選手の状態を確認します。

なかなか良い角度にスネを傾けてダッシュできるようになってきました。

この姿勢を取れる筋力を獲得するまでには、時間がかかりました。

ウォーミングアップに引き続く本練習では、ケガの発生がないかを確認しながら、選手の普段の動きと差異がないか。どれくらい動きが上達したかを見ていきます。

こちらは2軍選手の活躍。

縦への動きが速くなっていますが、横の動きと動き出しのスピードにまだ課題あり。

こちらは1軍の選手。

写真で見てもスピード感がありますね。オフェンスもディフェンスもいい動きです。

近日中に行われる秋季戦に向けて最後の連携確認をしています。

トレーナーとしては、練習中の動きで良かった点を具体的に褒めるようにしています。

それは自身を持たせる効果と、「いつも見てるよ」という安心感を与えるためのことです。

宿にも熱中症対策がありました。

フロント横にOS-1(経口補水液)の販売のお知らせがありました。

しかも、ほぼ原価。ありがたいですね。

練習後は、お風呂に入ってから、夕食です。

選手がしっかりと食事を摂れているか、見回って確認します。

普段よりも食の細い選手がいたら要注意。疲れているサインかもしれません。

ちなみに。

この写真は、スタッフ向きの食事です。

選手はもっとたくさんの、おかずとご飯を食べています。

スタッフが合宿中に注意すべきは、実は自分の体重増加。笑

自身は運動していないのに、選手と同じ食事をしていたのではいけません。

意図的に食事を減らす必要があります。

この後、選手はミーティングをしますが、トレーナーは選手のケアに時間を割きます。

明日もしっかりと練習ができるよう、準備をしてもらいます。

つまり練習後のケアは、次の練習の準備ということです。

このようにして練習の準備、練習、次の練習の準備が進んでいきます。

最後まで大きなケガのないよう充実した合宿を送ってほしいと願っています。