
2018.07.22

子どもを動かす褒め方

皆さまこんにちは!
ウィンゲートキッズ事業部の山田です!
今回のテーマは「褒め方」について
子どもの指導では褒めることがとても重要です。
「褒め方」にもいろいろなやり方があります。
普段私が指導の際に意識しているポイントをいくつか紹介します!
子どもの指導、またはご家庭でお子さんと接する際に、
「言うことを聞いてくれない。」
「全然やる気を出してくれない。」
「ふざけてしまう」
など困った経験はありませんか?
そんな時有効なのが褒めることです。
その場面に合わせて上手く褒めることで、こちらが意図したとおりに子どもたちを動かすことができるかもしれませんよ。
なぜ褒めるとよいのでしょうか?
では皆さま、自分が他人に褒められた時のことを思い出してください。
「〇〇さんは素晴らしいですね。」
「さすがです。」
「すごいですね。」
と褒められると悪い気はしませんよね。
そうなると
(もっと頑張ろう)
(もっと褒められたい)
と思いませんか?
誰でも褒められることは嬉しいことです。
子どもと接していると、大人ほど理解もできず、言ったとおりに出来ないことのほうが多いです。
そんな時はどうしても叱ってしまうパターンが多くなりがちです。
叱ることで動かすこともできますが、どこかで限界がきてしまいます。
というのもずっと叱り続けている側は疲れてしまいますし、ずっと叱られている側は嫌になってしまいます。
「全く褒めずに叱ってばかり」の人や「特定の人しか褒めない」人は信頼を失ってしまう可能性があるのです。
信頼がなければ少しずつ関係は崩れていってしまいます。
結果、全く言うことを聞いてくれなくなってしまうのです。
では褒めるだけでよいのか・・・・?
と言われるとそうではないですよね。
時には叱ることも絶対に必要です。
その場面に合わせた「褒め方」「叱り方」ができるか、がとても重要なポイントです。

それでは具体的な褒め方についてです。
先ほど、その場面に合わせた「褒め方」が重要と言いました。
実際にいくつか例をあげてどのような「褒め方」が良いのかを考えてみましょう!
〇集団活動で話を聞く際に話を聞いていない子、姿勢が悪い子に対して
こんな時はどのように声をかけましょうか?
大体は「静かにしなさい」「姿勢を正しなさい」「良い姿勢で聞きなさい」と言ってしまいがちです。
そんな時のポイントは
こと。
改善させたい子を叱るのではなく、すでにできている子を褒めましょう。
「〇〇君は静かにお話を聞けているね。」
「〇〇ちゃんは背筋を伸ばして素晴らしい姿勢で話しを聞いているね。」
このように褒めることで
(あの子が褒められている・・・自分も褒められたい!)
(静かにしなきゃ)
と考え、自然と静かになったり、背筋をピンとして姿勢を良くする子が多いです。
良い行動が伝染していくのです。
(静かになったし、姿勢までよくなって良かった)とその場を終わらせてはいけません。
ここでもう1つのポイントは
こと。
改善したことをすかさず褒めましょう。
「〇〇ちゃんも静かにお話が聞けているね。」
「〇〇君も姿勢が良いですね。」
しっかり改善できたことを褒めることでさらに全体に広がっていきます。
また、(僕も同じことをしたのに褒められなかった)といったこともなくなります。
このようなことを繰り返していくことで、何も言わなくても自然とこちらが意図したとおりに子どもたちが言うことを聞いてくれるようになります。
この方法はご家庭でも応用できます。
家族間でできているところを褒め合うことでお子さんも自然と褒められることを意識していくかもせれませんよ。
〇例えばご家庭での1場面を取り上げて考えてみましょう。
休日に家族で出かける予定の時にお子さんがなかなか準備しない、着替えるのが遅い、などイライラしてしまう場面を想像してみてください。
「はやくしなさい!」「もう!おいていくからね!」
などどうしても叱りがちですよね。
こんな時のポイントは
こと。
「はやく準備が終わったら〇〇で遊べる時間が増えるね!」と楽しいこと、良いことを伝えてあげると効果的です。
宿題をなかなかやらない子に対しても「宿題をはやく終わらせてしまえば、あとは全部遊ぶ時間にできるね。」など未来に待っている良いことを伝えるとやる気が出るのです。
これは大人もそうですよね。
休みの日の前日は「今日の仕事が終わればお休みだ!」とやる気がアップしませんか?
未来思考でやる気をアップさせましょう!
今回は「褒め方」について少し紹介をしました。
この記事で最初にお伝えした通り、何でもかんでも褒めていれば良いかというとそうではありません。
時には「叱る」場面も必要です。
「叱り方」に関してはまた次回のブログでお伝えしようと思います。
「褒め方」に関してもまだまだたくさんのやり方があると思います。
その場面に合った「褒め方」ができると子どもたちはより言うことを聞いてくれるようになるでしょう。
この言葉を聞いたことはありますか?
この言葉は昔日本の軍隊をまとめていた連合艦隊司令長官【山本 五十六】の格言です。
子どもたちを軍隊のようにするわけではありませんが、
こちらの言うことを聞いて欲しい時、言ったとおりに動いてほしい時には、まさにこの格言は合理的です。
私も日々のレッスンを通じて、いかに「褒める」ことが大切かを考えさせられています。
ウィンゲートキッズホームページ
ウィンゲートキッズ事業部の山田です!
今回のテーマは「褒め方」について
子どもの指導では褒めることがとても重要です。
「褒め方」にもいろいろなやり方があります。
普段私が指導の際に意識しているポイントをいくつか紹介します!
褒めて動かす
子どもの指導、またはご家庭でお子さんと接する際に、
「言うことを聞いてくれない。」
「全然やる気を出してくれない。」
「ふざけてしまう」
など困った経験はありませんか?
そんな時有効なのが褒めることです。
その場面に合わせて上手く褒めることで、こちらが意図したとおりに子どもたちを動かすことができるかもしれませんよ。
なぜ褒めるとよいのでしょうか?
では皆さま、自分が他人に褒められた時のことを思い出してください。
「〇〇さんは素晴らしいですね。」
「さすがです。」
「すごいですね。」
と褒められると悪い気はしませんよね。
そうなると
(もっと頑張ろう)
(もっと褒められたい)
と思いませんか?
誰でも褒められることは嬉しいことです。
子どもと接していると、大人ほど理解もできず、言ったとおりに出来ないことのほうが多いです。
そんな時はどうしても叱ってしまうパターンが多くなりがちです。
叱ることで動かすこともできますが、どこかで限界がきてしまいます。
というのもずっと叱り続けている側は疲れてしまいますし、ずっと叱られている側は嫌になってしまいます。
「全く褒めずに叱ってばかり」の人や「特定の人しか褒めない」人は信頼を失ってしまう可能性があるのです。
信頼がなければ少しずつ関係は崩れていってしまいます。
結果、全く言うことを聞いてくれなくなってしまうのです。
では褒めるだけでよいのか・・・・?
と言われるとそうではないですよね。
時には叱ることも絶対に必要です。
その場面に合わせた「褒め方」「叱り方」ができるか、がとても重要なポイントです。
「褒め方」について

それでは具体的な褒め方についてです。
先ほど、その場面に合わせた「褒め方」が重要と言いました。
実際にいくつか例をあげてどのような「褒め方」が良いのかを考えてみましょう!
〇集団活動で話を聞く際に話を聞いていない子、姿勢が悪い子に対して
こんな時はどのように声をかけましょうか?
大体は「静かにしなさい」「姿勢を正しなさい」「良い姿勢で聞きなさい」と言ってしまいがちです。
そんな時のポイントは
【できている子を褒める】
こと。
改善させたい子を叱るのではなく、すでにできている子を褒めましょう。
「〇〇君は静かにお話を聞けているね。」
「〇〇ちゃんは背筋を伸ばして素晴らしい姿勢で話しを聞いているね。」
このように褒めることで
(あの子が褒められている・・・自分も褒められたい!)
(静かにしなきゃ)
と考え、自然と静かになったり、背筋をピンとして姿勢を良くする子が多いです。
良い行動が伝染していくのです。
(静かになったし、姿勢までよくなって良かった)とその場を終わらせてはいけません。
ここでもう1つのポイントは
【できた時にすかさず褒める】
こと。
改善したことをすかさず褒めましょう。
「〇〇ちゃんも静かにお話が聞けているね。」
「〇〇君も姿勢が良いですね。」
しっかり改善できたことを褒めることでさらに全体に広がっていきます。
また、(僕も同じことをしたのに褒められなかった)といったこともなくなります。
このようなことを繰り返していくことで、何も言わなくても自然とこちらが意図したとおりに子どもたちが言うことを聞いてくれるようになります。
この方法はご家庭でも応用できます。
家族間でできているところを褒め合うことでお子さんも自然と褒められることを意識していくかもせれませんよ。
〇例えばご家庭での1場面を取り上げて考えてみましょう。
休日に家族で出かける予定の時にお子さんがなかなか準備しない、着替えるのが遅い、などイライラしてしまう場面を想像してみてください。
「はやくしなさい!」「もう!おいていくからね!」
などどうしても叱りがちですよね。
こんな時のポイントは
【改善したあとに起きる良いことを教えてあげる】
こと。
「はやく準備が終わったら〇〇で遊べる時間が増えるね!」と楽しいこと、良いことを伝えてあげると効果的です。
宿題をなかなかやらない子に対しても「宿題をはやく終わらせてしまえば、あとは全部遊ぶ時間にできるね。」など未来に待っている良いことを伝えるとやる気が出るのです。
これは大人もそうですよね。
休みの日の前日は「今日の仕事が終わればお休みだ!」とやる気がアップしませんか?
未来思考でやる気をアップさせましょう!
まとめ
今回は「褒め方」について少し紹介をしました。
この記事で最初にお伝えした通り、何でもかんでも褒めていれば良いかというとそうではありません。
時には「叱る」場面も必要です。
「叱り方」に関してはまた次回のブログでお伝えしようと思います。
「褒め方」に関してもまだまだたくさんのやり方があると思います。
その場面に合った「褒め方」ができると子どもたちはより言うことを聞いてくれるようになるでしょう。
やってみせ 言って聞かせて
させてみて ほめてやらねば
人は動かじ
この言葉を聞いたことはありますか?
この言葉は昔日本の軍隊をまとめていた連合艦隊司令長官【山本 五十六】の格言です。
子どもたちを軍隊のようにするわけではありませんが、
こちらの言うことを聞いて欲しい時、言ったとおりに動いてほしい時には、まさにこの格言は合理的です。
私も日々のレッスンを通じて、いかに「褒める」ことが大切かを考えさせられています。