
2018.08.02

楽しい授業つくりについて

皆さまこんにちは!
ウィンゲートキッズ事業部の山田です!
今回のテーマは「楽しい授業つくり」についてです。
普段授業(レッスン)を行う際はいかに楽しくできるかを考えています。
どちらかというと指導者目線での内容になりますが、ご家庭でも応用できると思います。
子どもはすぐに飽きてしまうので楽しく運動することは不可欠です。
特に運動が苦手な子にとっては、ただでさえ好きではない運動を行うことは辛いことです。
つまらなければさらに運動が嫌いになり、どんどん苦手になって自信を無くしてしまうという悪循環です。
楽しくとは言いましたが、ただ楽しいだけでもいけません。
楽しく運動を好きになることも必要ですが、子どもたちの精神的な部分も合わせて育てていくことも重要です。
大人になって社会に出たら全て自分が好きなこと、楽しいことができるとは限りません。
時にはつまらないこと、辛いこともあるでしょう。
そういうことも乗り越えていける気持ちを育てることも大人の役目です。
運動でも上達するためには時にはつまらない練習をすることもあります。
しかしその練習を子どもたちに「ただつまらない」「やりたくない」と感じさせるか、「楽しい」「苦手だけど頑張る」「頑張りたい」と感じさせられるかは指導者の技術で変わってくるのです。
今回は私が授業の中で意識しているポイントをいくつか紹介します!

まずはやはり楽しい運動内容を考えること。
今まで何度もお伝えしてきましたが、子どもの運動能力を向上させるためには普段からたくさん身体を動かして遊ぶことが重要です。
楽しく遊んでいる中で様々な運動能力が自然と身についていくのです。
鬼ごっこやだるまさんがころんだや、ドッジボールなど、ゲーム性のある内容を運動指導の中に入れることで楽しく運動することができます。
鬼ごっこをケンケンでやる、ドッジボールのボールをタオルに変える、などちょっとした工夫をすることで飽きずに普段とは違う楽しさも生まれます。
一見遊んでいるだけのように見えますが、ケンケン鬼ごっこではジャンプ力や瞬発力が鍛えられて速く走ることに繋がります。
タオルドッジボールでは不規則に動くタオルに対応する力や、相手にあてるために思い切り投げる力なども自然と鍛えられます。
ある程度自分たちで考えられる年代の子どもたちには、ルールなどを自分たちで決めさせると良いです。
他人から言われてやることより、自分たちで考えてやることのほうが効果が高いのです。
子どもたちが遊んでいる時に「こうしなさい」「〇〇をやりなさい」などとは言いませんよね。(危険が伴いそうな時はある程度制限も必要ですが。)
自分で考えたことをやる、という点で考えると普段の遊びこそ運動能力向上に強く影響していくと考えられます。

最初にお話した通り、上達を目指すのであれば時にはつまらない練習、辛い練習も避けては通れないこともあります。
指導者側でもこれだけはやらせたい、これをやらないと上達できない、という思いがあると思います。
しかしつまらない、好きではないことをやることはなかなかやる気になりませんよね。
そんな時は練習にひと工夫加えることでやる気になるかもしれません。
同じ練習を繰り返し練習させたい時に有効なのは少しずつ変化をつけて繰り返すこと。
同じことをずっとやっていると子どもはすぐに飽きてしまいます。
そこで少しずつ変化を加えていきましょう。
例えばジャンプの練習をたくさんさせたい時。
ずっとジャンプしているだけでは疲れて飽きてしまいます。
①その場でジャンプ
②グーパージャンプ
③ケンケン
④ケンケン3回やったら足を交代
⑤腕を思い切り振って高くジャンプ
⑥音が鳴らないように静かにジャンプ
⑦前後左右にジャンプ
⑧小さく高速ジャンプ
⑨ジャンプしたら空中でつま先タッチ
⑩一回転ジャンプ
などなど
同じジャンプの練習でもやり方を少し変えるだけで違うものになります。
ここでもう1つのポイントはたたみかけるように指示を出して動かしていくことです。
子どもたちは「何をしたらよいか分からない時間」つまり空白の時間が多くなってしまうとだらけてしまいます。
常に活動をし続けることが重要なのです。
上記の⑩個の運動を1種目10秒ほどの時間でたたみかけていきましょう。
先ほども言いましたがずっと同じことをやっているとすぐに飽きてしまいます。
なので、(これくらいならできそう)というレベルの課題を与え続けることも必要です。
これを繰り返していくことで、同じ練習でも飽きずに出来ますし、課題をだんだんとレベルアップしていくことで能力も向上も期待できます。
子どもたちを(頑張ればできそう)(次はどんな運動をやるんだろう)という気持ちにさせてしまえば、あとは子どもたちが勝手に頑張ってくれるでしょう。
以前のブログでも紹介した声掛けをプラスしていくことでさらに子どもたちのやる気もアップです!
子どもをやる気にさせる声掛け
難しいこと、一見無理と思ってしまうことでも工夫することで子どもたちは取り組めるものです。
それを乗り越えた時に子どもたちの中に(自分も頑張ればできるんだ)という大きな達成感が生まれます。
達成感をたくさん味わってもらえば自信がつき、自発的な運動も増えていくと思います。
自発的に運動ができればこちらから教えなくても自然と運動が上達していくでしょう。
ウィンゲートキッズ事業部の山田です!
今回のテーマは「楽しい授業つくり」についてです。
普段授業(レッスン)を行う際はいかに楽しくできるかを考えています。
どちらかというと指導者目線での内容になりますが、ご家庭でも応用できると思います。
子どもはすぐに飽きてしまうので楽しく運動することは不可欠です。
特に運動が苦手な子にとっては、ただでさえ好きではない運動を行うことは辛いことです。
つまらなければさらに運動が嫌いになり、どんどん苦手になって自信を無くしてしまうという悪循環です。
楽しくとは言いましたが、ただ楽しいだけでもいけません。
楽しく運動を好きになることも必要ですが、子どもたちの精神的な部分も合わせて育てていくことも重要です。
大人になって社会に出たら全て自分が好きなこと、楽しいことができるとは限りません。
時にはつまらないこと、辛いこともあるでしょう。
そういうことも乗り越えていける気持ちを育てることも大人の役目です。
運動でも上達するためには時にはつまらない練習をすることもあります。
しかしその練習を子どもたちに「ただつまらない」「やりたくない」と感じさせるか、「楽しい」「苦手だけど頑張る」「頑張りたい」と感じさせられるかは指導者の技術で変わってくるのです。
今回は私が授業の中で意識しているポイントをいくつか紹介します!
楽しく運動しよう!

まずはやはり楽しい運動内容を考えること。
今まで何度もお伝えしてきましたが、子どもの運動能力を向上させるためには普段からたくさん身体を動かして遊ぶことが重要です。
楽しく遊んでいる中で様々な運動能力が自然と身についていくのです。
鬼ごっこやだるまさんがころんだや、ドッジボールなど、ゲーム性のある内容を運動指導の中に入れることで楽しく運動することができます。
鬼ごっこをケンケンでやる、ドッジボールのボールをタオルに変える、などちょっとした工夫をすることで飽きずに普段とは違う楽しさも生まれます。
一見遊んでいるだけのように見えますが、ケンケン鬼ごっこではジャンプ力や瞬発力が鍛えられて速く走ることに繋がります。
タオルドッジボールでは不規則に動くタオルに対応する力や、相手にあてるために思い切り投げる力なども自然と鍛えられます。
ある程度自分たちで考えられる年代の子どもたちには、ルールなどを自分たちで決めさせると良いです。
他人から言われてやることより、自分たちで考えてやることのほうが効果が高いのです。
子どもたちが遊んでいる時に「こうしなさい」「〇〇をやりなさい」などとは言いませんよね。(危険が伴いそうな時はある程度制限も必要ですが。)
自分で考えたことをやる、という点で考えると普段の遊びこそ運動能力向上に強く影響していくと考えられます。
つまらない練習、辛い練習を楽しく(やる気に)する

最初にお話した通り、上達を目指すのであれば時にはつまらない練習、辛い練習も避けては通れないこともあります。
指導者側でもこれだけはやらせたい、これをやらないと上達できない、という思いがあると思います。
しかしつまらない、好きではないことをやることはなかなかやる気になりませんよね。
そんな時は練習にひと工夫加えることでやる気になるかもしれません。
同じ練習を繰り返し練習させたい時に有効なのは少しずつ変化をつけて繰り返すこと。
同じことをずっとやっていると子どもはすぐに飽きてしまいます。
そこで少しずつ変化を加えていきましょう。
例えばジャンプの練習をたくさんさせたい時。
ずっとジャンプしているだけでは疲れて飽きてしまいます。
①その場でジャンプ
②グーパージャンプ
③ケンケン
④ケンケン3回やったら足を交代
⑤腕を思い切り振って高くジャンプ
⑥音が鳴らないように静かにジャンプ
⑦前後左右にジャンプ
⑧小さく高速ジャンプ
⑨ジャンプしたら空中でつま先タッチ
⑩一回転ジャンプ
などなど
同じジャンプの練習でもやり方を少し変えるだけで違うものになります。
ここでもう1つのポイントはたたみかけるように指示を出して動かしていくことです。
子どもたちは「何をしたらよいか分からない時間」つまり空白の時間が多くなってしまうとだらけてしまいます。
常に活動をし続けることが重要なのです。
上記の⑩個の運動を1種目10秒ほどの時間でたたみかけていきましょう。
先ほども言いましたがずっと同じことをやっているとすぐに飽きてしまいます。
なので、(これくらいならできそう)というレベルの課題を与え続けることも必要です。
これを繰り返していくことで、同じ練習でも飽きずに出来ますし、課題をだんだんとレベルアップしていくことで能力も向上も期待できます。
子どもたちを(頑張ればできそう)(次はどんな運動をやるんだろう)という気持ちにさせてしまえば、あとは子どもたちが勝手に頑張ってくれるでしょう。
以前のブログでも紹介した声掛けをプラスしていくことでさらに子どもたちのやる気もアップです!
子どもをやる気にさせる声掛け
まとめ
難しいこと、一見無理と思ってしまうことでも工夫することで子どもたちは取り組めるものです。
それを乗り越えた時に子どもたちの中に(自分も頑張ればできるんだ)という大きな達成感が生まれます。
達成感をたくさん味わってもらえば自信がつき、自発的な運動も増えていくと思います。
自発的に運動ができればこちらから教えなくても自然と運動が上達していくでしょう。