
2018.09.05

運動を通して自己肯定感を高める

皆さまこんにちは!
ウィンゲートキッズ事業部の山田です!
皆さまは『自己肯定感』という言葉を聞いたことがありますか?
今回のテーマは心や感情の部分についての内容となります。
一見運動とは関係ないのではないかと感じるかもしれませんが、実は関係性がある部分もたくさんあります。
『自己肯定感』とは何か?
運動との関係性は?
運動指導で意識していきたいこと。
などをまとめてみたいと思います。
まず『自己肯定感』とは何でしょうか?
自己=自分
肯定=同意、認める、価値があるものだと判断する
すなわち
自己肯定感=自己を肯定すること、自分は価値がある存在だと感じる、自分は大切だと感じる
というような意味になります。
実はこの自己肯定感は運動だけでなく、社会で生きていくためにはとても重要な感情だと思います。
特に子どものうちに自己肯定感を高めることでその子のこれからの人生にも影響を及ぼすのではないかとも思います。
ではなぜ自己肯定感が必要なのでしょうか。
人は生きていく中で様々な壁にあたると思います。
(できないことがある、他者に怒られる、自信がない、やる気がでない、など)
そんな時必要なのが自己肯定感です。
自己肯定感が高い人はうまくいかなかったり、嫌なことがあった時でも
(うまくいかない時もあると納得できる、落ち込みにくい、できなくても頑張ろうと思える)ようになれます。
しかし自己肯定感が低いと
(自分は何をやってもダメなんだと感じる、すぐに無理と思う、かなり落ち込む、自分を追い込む)ようになってしまいます。
自己肯定感が高い人はいつも幸せな感情を感じていたり、心の余裕を持っていることが多いです。
皆さまもこのような経験はあるのではないでしょうか?
自分はどんな感情になることが多いですか?
この自己肯定感ですが、先ほどもお伝えしたように子どもの時に自己肯定感を高めていくことが重要です。
子どもの頃にどのように育てられてきたかが大きく影響してくると言われています。
自己肯定感を高めるための方法はたくさんあります。
その中の1つとして「運動」があります。
具体的に運動を通してどのようにしたら自己肯定感を高めることができるのか。
私が日々のレッスンで意識していることを紹介したいと思います。

まずは「褒める」こと。
以前のブログでも「褒める」についての記事を書いたことがあります。
褒められることで自分は認められているんだ、これで大丈夫なんだ、という安心感を感じます。
しかしただ褒めるだけではなく、大切なのは具体的に褒めること。
「すごい!」「さすが!」「頑張ったね!」最初はこれでも良いかもしれませんが、だんだんと効力がなくなっていきます。
具体的に何がすごいのか、何ができているのか、をよく観察して褒めてあげることが大切です。
子どもたちを見ているとどうしてもできなかったことや、改善したいことを指摘したくなることがあります。
しかし毎回指摘を受けていてはどんどん自己肯定感は下がっていくでしょう。
「〇〇ができていたね、次は△△をできるようにやってみよう」と、
褒めによる肯定の中に改善点を交えながら声掛けを行うことで子どもたちは「よし、次は△△をがんばろう」と思えるようになってきます。
褒めてばかりでも良くないですし、指摘ばかりでも良くありません。
どちらも上手く使い分けすることが大切です。

次は課題設定です。
子どもたちの指導では指導者が課題を考え、その課題をこなすために指示を出していきます。
この課題設定も重要なポイントです。
まず易しすぎる課題だと最初はできたことによる自己肯定感を得ることはできますが、易しい課題を続けていくと次第につまらなくなっていきます。
難しすぎる課題だとできないことが積み重なって自己肯定感は下がってしまいます。
課題設定でのポイントは易しい課題からだんだん難易度を上げていくこと。
以前のブログで同じようなことも書いてあります。
だんだんと難易度を上げていき、「できた」ことを増やしていくことで(自分は頑張ればできるんだ)という感情が生まれます。
この感情をどれだけ積み重ねていけるかでその子の人生も変わってくるのではないかと思っています。
できることが増えてきたら、あえてすぐにはできなそうな課題も与えていきます。
「できないという壁」にあたることもとても重要です。
「できない」→「頑張ってみよう」→「まだできない」→「もっと頑張ってみよう」→「できた!」
というように乗り越える壁をどんどん大きくしていかなければ成長は止まってしまいます。
この課題設定も指導者の力量によって変わってくるでしょう。
自己肯定感は子どもの頃にどのような育てられ方をしたか、どのような環境で育ってきたか、どのような人と関わってきたか、などで大きく変わってきます。
必ずしもそうではないですが、自己肯定感を充分に高めることができなかった場合、非行に走ってしまったり、自ら命を絶ってしまったりすることもあるかもしれません。
これは子どもだけではありませんが、特に子どものうちに自己肯定感を高めることで、自ら壁を乗り越えていく力をつける必要があります。
運動を通して運動能力だけでなく、心も育てていけると思っています。
日々の指導が子どもたちの今後の人生で、何かプラス要素になれるように頑張っていきたいと思います!
ウィンゲートキッズ事業部の山田です!
皆さまは『自己肯定感』という言葉を聞いたことがありますか?
今回のテーマは心や感情の部分についての内容となります。
一見運動とは関係ないのではないかと感じるかもしれませんが、実は関係性がある部分もたくさんあります。
『自己肯定感』とは何か?
運動との関係性は?
運動指導で意識していきたいこと。
などをまとめてみたいと思います。
自己肯定感とは?
まず『自己肯定感』とは何でしょうか?
自己=自分
肯定=同意、認める、価値があるものだと判断する
すなわち
自己肯定感=自己を肯定すること、自分は価値がある存在だと感じる、自分は大切だと感じる
というような意味になります。
実はこの自己肯定感は運動だけでなく、社会で生きていくためにはとても重要な感情だと思います。
特に子どものうちに自己肯定感を高めることでその子のこれからの人生にも影響を及ぼすのではないかとも思います。
ではなぜ自己肯定感が必要なのでしょうか。
人は生きていく中で様々な壁にあたると思います。
(できないことがある、他者に怒られる、自信がない、やる気がでない、など)
そんな時必要なのが自己肯定感です。
自己肯定感が高い人はうまくいかなかったり、嫌なことがあった時でも
(うまくいかない時もあると納得できる、落ち込みにくい、できなくても頑張ろうと思える)ようになれます。
しかし自己肯定感が低いと
(自分は何をやってもダメなんだと感じる、すぐに無理と思う、かなり落ち込む、自分を追い込む)ようになってしまいます。
自己肯定感が高い人はいつも幸せな感情を感じていたり、心の余裕を持っていることが多いです。
皆さまもこのような経験はあるのではないでしょうか?
自分はどんな感情になることが多いですか?
この自己肯定感ですが、先ほどもお伝えしたように子どもの時に自己肯定感を高めていくことが重要です。
子どもの頃にどのように育てられてきたかが大きく影響してくると言われています。
自己肯定感を高めるための方法はたくさんあります。
その中の1つとして「運動」があります。
運動を通して自己肯定感を高める
具体的に運動を通してどのようにしたら自己肯定感を高めることができるのか。
私が日々のレッスンで意識していることを紹介したいと思います。
①できていることを褒める!

まずは「褒める」こと。
以前のブログでも「褒める」についての記事を書いたことがあります。
→子どもを動かす褒め方
褒められることで自分は認められているんだ、これで大丈夫なんだ、という安心感を感じます。
しかしただ褒めるだけではなく、大切なのは具体的に褒めること。
「すごい!」「さすが!」「頑張ったね!」最初はこれでも良いかもしれませんが、だんだんと効力がなくなっていきます。
具体的に何がすごいのか、何ができているのか、をよく観察して褒めてあげることが大切です。
子どもたちを見ているとどうしてもできなかったことや、改善したいことを指摘したくなることがあります。
しかし毎回指摘を受けていてはどんどん自己肯定感は下がっていくでしょう。
「〇〇ができていたね、次は△△をできるようにやってみよう」と、
褒めによる肯定の中に改善点を交えながら声掛けを行うことで子どもたちは「よし、次は△△をがんばろう」と思えるようになってきます。
褒めてばかりでも良くないですし、指摘ばかりでも良くありません。
どちらも上手く使い分けすることが大切です。
②適切な課題を設定する

次は課題設定です。
子どもたちの指導では指導者が課題を考え、その課題をこなすために指示を出していきます。
この課題設定も重要なポイントです。
まず易しすぎる課題だと最初はできたことによる自己肯定感を得ることはできますが、易しい課題を続けていくと次第につまらなくなっていきます。
難しすぎる課題だとできないことが積み重なって自己肯定感は下がってしまいます。
課題設定でのポイントは易しい課題からだんだん難易度を上げていくこと。
以前のブログで同じようなことも書いてあります。
→子どもの指導で重要な段階的指導について
だんだんと難易度を上げていき、「できた」ことを増やしていくことで(自分は頑張ればできるんだ)という感情が生まれます。
この感情をどれだけ積み重ねていけるかでその子の人生も変わってくるのではないかと思っています。
できることが増えてきたら、あえてすぐにはできなそうな課題も与えていきます。
「できないという壁」にあたることもとても重要です。
「できない」→「頑張ってみよう」→「まだできない」→「もっと頑張ってみよう」→「できた!」
というように乗り越える壁をどんどん大きくしていかなければ成長は止まってしまいます。
この課題設定も指導者の力量によって変わってくるでしょう。
まとめ
自己肯定感は子どもの頃にどのような育てられ方をしたか、どのような環境で育ってきたか、どのような人と関わってきたか、などで大きく変わってきます。
必ずしもそうではないですが、自己肯定感を充分に高めることができなかった場合、非行に走ってしまったり、自ら命を絶ってしまったりすることもあるかもしれません。
これは子どもだけではありませんが、特に子どものうちに自己肯定感を高めることで、自ら壁を乗り越えていく力をつける必要があります。
運動を通して運動能力だけでなく、心も育てていけると思っています。
日々の指導が子どもたちの今後の人生で、何かプラス要素になれるように頑張っていきたいと思います!